- 2025年 経営理念書 -

P1. 経営理念

地域の人たちに愛される企業になろう。 
地域の人たちが誇りに思う企業になろう。
みづほ野は平塚で生まれた会社です。みづほ野のお店がある土地々々の人たちにも応援して頂き、その地域の人たちに愛される「みづほ野」になることを目標にがんばってまいりました。 これからも地域の人たちに愛され、地域の人たちが誇りに思う企業になることを目標にしてまいります
一つ、お客様に喜びと感動を『追究』する
私たちの仕事の目的は、お客様に喜んでいただき、その結果、感動して頂くことです。 お料理を作ることや良いサービスを提供することは目的ではなく、手段です。 私たちが仕事をする上での判断基準は「お客様に喜んでいただくために」です。 そして、お客様を分け隔てなく、誰とでも親しくなり、大切にすることです。
一つ、良い会社と私たちの幸福を『追究』する
「良い会社」とはお客様からの評価を正しく利益に変え、利益を出し続けることで、従業員の待遇をより向上し、そのことによって従業員が定着し、会社が存続し続けることです。 そして、従業員が生涯安心して働き続けられる会社のことです。 私たちは従業員を大切にし、仲間を大切にし、その家族たちを大切にします。 我々のお店に勤める社員・パートナー、そしてその家族の人たちは地域に住む人たちです。 従業員がみづほ野を愛し、誇りにしてくれることが地域一番企業の条件です。 みづほ野で働くことによって従業員やその家族が幸せになり、彼らがみづほ野を離れることがあっても、みづほ野のことを大切に思ってくれる、そんな会社になりたいのです。
一つ、地域社会へ貢献を『追究』する
「みづほ野」は地域の人たちの生活になくてはならない存在になりましょう。地域の協力を惜しまず、積極的に地域のイベントや冠婚葬祭には参加しましょう。 また、地域の発展に貢献しましょう。例えば、地域の企業を大切にすることも地域貢献の1 つです。地域の生産者を大切にし、地域の食材をみづほ野のお料理に使うことも地域貢献の1 つです。地域の企業・生産者・そこで働く人たちをお手伝いすることも地域貢献なのです。 地域の人たちにとって、なくてはならない存在になります。

P2. 社是

誠実 謙虛 情熱 歓働 感謝


P3. 2025経営テーマ

経営テーマを考えるに当り、先ずはこの一年間を振り返り会社・個人としてどのように取り組んで来たのか、気候変動・為替により食材やエネルギー・更には消耗品に至るまであらゆるコスト上昇に見舞われてきました。 店舗運営に関しても世界的レベルの人材不足となり、弊社でも例外では有りませんでした。 このような厳しい状況の中での戦いが今でも続いてますが、私たちは勝ち組になるためいろいろな事を考え・形にかえ活動してきました。 しかしながら今思えば活動が遅れたり、継続的におこなわなかったり、またいつの間にか消滅してしまった事も多く最後まで成し遂げられた事も少なかったと思います。 今期は全ての活動に対しては個々の役割をしっかり行い、途中中断・挫折なく最後の最後までやり遂げましょう 何より大切な事はお客様目線に立ち続ける事です。
テーマ
貫徹
サブテーマ
発想・活動・完結
① 安心安全・納得と感じられる食材・料理をお客様に提供し続ける。 
② 熟練された調理・接客技術を最大限お客様に提供し続ける。 
③ 当店利用の全てのお客様が落ち着ける空間を提供し続ける。
④ 十分な管理の元お客様の必要なデータを収集し続ける。 
⑤ 最新店舗情報をお客様に定期的に提供し続ける。
⑥ 新たなお客様の集客のため、必要な活動を行い続ける。 
⑦ 経営体質厳守のため一人一人が役割分担を行い続ける。
⑧ スタッフ同士の相互理解のためコミュニケーションを取り続ける。

P4. 経営幹部の心得

【1】社長の夢・ビジョンを共有し、「夢の実現」と「ビジョンの追究」を責任を持って遂行します。 そして自分の言葉で具体的な目標を現場に伝えます。
【2】積極的に担当事業部の商品力とサービス力を深耕し、ブランドイメージを高めていきます。 そして、コンセプトの見直しとともに他社との差別化を図る商品力とサービス力を追究します。
【3】「店の鮮度」「人の鮮度」「物の鮮度」を維持し、より進化させることを繁盛の基本として心掛けます。
【4】目標設定力と目標遂行力の両方を持ち備え、目標達成のために緻密な計画を作成し、現場の実行度と進捗度を細かくチェックして、的確なアドバイスをします。
【5】部下に未来への熱い情熱を語り続け、将来の目標とその目的を共有する関係をつくります。 そしてみづほ野の「志」を継承することによって良い人財を育てます。
【6】おせち料理、中歳暮の贈答品などを販売することは、生産性を高め、利益確保に繋がると共に、ブランドイメージを高めることになります。リーダーシップを発揮して販売します。 また、店舗でのテイクアウト商品・引き出物なども積極的に販売し、内容や企画について提案します。
【7】部下が楽しく働く環境を作るために積極的に行動し、従業員の定着性を高めます。
【8】利益を重視し、利益管理のための方策をいつも考えています。
【9】会社全体や全体的視野を持って、自己の我より全体の利益を重んじます。 そして担当事業部だけでなく、積極的に他事業部との連携を図ります。
【10】部下の長所を引き出し、ほめてあげ、自分の責任で、できる限りまかせます。そして部下を差別せず、できた人、できなかった人、良かったこと、悪かったことを公平で客観的に評価します。
【11】経営者発想を持って事業を捉え、現場主義を持って解決策を見出します。
【12】コミュニケーション能力に長けており、自ら率先垂範であいさつや声かけをします。 個人面談を通じて相互理解を深めます。
【13】常に「改善」「改革」「変革」を意識し、「自己の改善」「店舗の改革」「会社の変革」のために積極的に行動します。
【14】食の分野における社会的責任を意識します。特に食中毒防止について積極的に行動します。「食品衛生管理規定」どおり、担当店舗の点検を完璧に実行します。

P5. プロ店長の心得

【1】店長に必要なリーダーシップとは、店や会社の目標を達成するために部下を導き、時にはサポートし、成功体験を作ってあげることです。
【2】店長は、社長の替わりにお店を預かり、運営(経営)する人です。”お店の社長”として、経営者発想を持って行動します。ホールだけでなく、調理場の管理も行い、味の基準を守ります。
【3】いつも情熱を持って現場に熱く語り、自分たちはお客様をもてなす喜びを仕事としていることに自言と誇りを持ちます。
【4】会社の方針に従って目標を定め、数値目標および非数値目標を達成するために努力を惜しまず行動します。
【5】期待に添うサービスだけでなく、期待を超えるサービスを心掛けて、“お客様に感動していただく”ことを常に考えています。
【6】部下の良いところを見つけ、ほめてあげ、それを伸ばすことを責務とし、教育訓練を行います。
【7】年間目標を立て、四半期・月別・週別・日別での目標を把握します。そして、数値目標は毎日に落とし込み、きめ細かく計画を立てると同時に整合性も合わせて、成果を出します。【8】報告・連絡・相談は迅速に行い、やらなければならないことは即実行します。
【9】店長の仕事は多岐に渡り、仕事量も多いです。しかし、どんな時もできない理由を探さず、できるための方策を考え、実行します。
【10】店長が現場に率先して立ち、全体を把握します。そして店長らしくお客様に感動を与えるサービスを積極的に行い、部下にも感動を与えるサービスができるようアドバイスをします。
【11】お客様の声は財産です。常にお客様の声に耳を傾け、業務改善に役立てます。またお客様だけでなく部下の声にも耳を傾けます。
【12】料理とサービスそれぞれの品質基準を守り、維持し更なる向上を目指して磨きこみ、進化していきます。そして、月・金の衛生点検日には料理長とともにきちんと点検し、問題点はすみやかに上司に報告し、すぐに対処・改善します。そしてみづほ野の「食品衛生マニュアル」を理解し、部下にも徹底します。
【13】帳票類、チェックリスト、提出書類は正確に記載し、提出期日を守ります。
【14】朝礼・夕礼を実施し、身だしなみのチェック、1日の営業内容、1人1人の目標確認 部下の参画意識の確認を図ることで最強のチームワークを作り、円滑なコミュニケーションを図ります。
【15】店長は料理長とのコミュニケーションを積極的に図り、自分の片腕としてお互いの言頼関係を作ることで繁盛店の原動力の基盤を作ります。
【16】与えられた経営体質(原価・人件費・諸経費)を常に頭に入れてしっかりと守ります。
【17】店舗や施設を管理し、破損や劣化があれば、即時に修繕するように対応します。
【18】閉店後はルールに従って、きちんと清掃と片付け作業を行い、最終チェックリストと温度管理表を確認してから帰ります。特に火災の発生には注意します。
【19】おせち料理、中蔵暮の贈答品などを販売することは、生産性を高め、利益確保に繋がると共に、ブランドイメージを高めることになります。リーダーシップを発揮して販売します。 また、店舗でのテイクアウト商品・引き出物なども積極的に販売し、内容や企画について提案します。


P6. プロ料理長の心得

【1】料理長に必要なリーダーシップとは、店や会社の目標を達成するために部下を導き、時にはサポートし、成功体験を作ってあげることです。
【2】料理長は、店長の1番の補佐役です。店長同様、“調理場のトップ”として、経営者発想を持って、調理場の円滑な業務遂行および管理をします。
【3】いつも情熱を持って、現場に熱く語ります。
【4】“商品開発”にも前向きに挑戦します。そして知識や技術の修得をし、技を磨き続けます。
【5】手洗いは全員に徹底し、食中毒は絶対に起こしません。そして、衛生管理マニュアルを完全に理解し、常に部下に伝授していきます。
【6】発注データを活用し、食材の仕入れは無駄なく、適量を発注します。
【7】食材や料理の鮮度基準は厳しくチェックし、決して妥協したり、大目にみたりすることはありません。
【8】仕入口ス、調理ロスは必ずチェックし、ロスを低減するための創意工夫を怠りません。
【9】部下の良いところを見つけ、ほめてあげ、それを伸ばします。
【10】できない理由を探さず、できるための方策をいつも考えています。
【11】お客様の声は財産です。常にお客様の声に耳を傾け、業務改善に役立てます。またお客様だけでなく部下の声にも耳を傾けます。
【12】諸経費の削減と原価管理をいつも考えて行動します。
【13】月・金の衛生点検日にきちんと点検し、問題点はすみやかに上司に報告し、対処します。そしてみづほ野の「食品衛生マニュアル」を理解し、部下にも徹底します。
【14】調理がスムーズに行われ、料理が決められた提供時間内に順序正しく、おいしい状態で提供されているかを常に注意を払います。
【15】部下に調理の技術や調理人としての心を伝え、部下が成長するために支援を惜しみません。
【16】店舗や施設を管理し、破損や劣化があれば、即時に修繕するように対応します。
【17】調理場には刃物や器具があります。けがのないように正しい使い方を心掛けます。
【18】細菌検査で指摘されたら、即改善します。
【19】閉店後はルールに従って、きちんと清掃と片付け作業、熱湯消毒やゴミ捨てを行い、最終チェックリストと温度管理表、先入れ先出しを確認してから帰ります。
【20】おせち料理、中蔵暮の贈答品などを販売することは、生産性を高め、利益確保に繋がると共に、ブランドイメージを高めることになります。リーダーシップを発揮して販売します。 また、店舗でのテイクアウト商品・引き出物なども積極的に販売し、内容や企画について提案します。

P7. サービススタッフの心得

【1】私たちの仕事は、お客様に楽しく、心地よく、おいしく料理を食べていただくためにサービスをすることです。その結果、お客様が楽しみ、喜び、満足して頂くことが私たちの使命です。
【2】私たちはお客様に喜んで頂くために労力を惜しまず、お客様を大切に思う気持ちと誠意を持っておもてなしをします。そして気づいたことは即実行し、信頼あるスタッフになります。
【3】お客様が来店されたら、必ず入口でお迎えし、心のこもった笑顔を添えて明るく元気に挨拶します。そして、お客様がお帰りになる時は入口の外まで出てお見送りをします。その時、お客様に声をかけてください。もし、不”(不平、不満、不、機)があれば、必ず取り除きます。そして笑顔で帰っていただいてください。
【4】全員がお客様をお迎えし、みづほ野の第一印象を良くします。お店の外や駐車場の清掃、お庭や看板のお手入れといった「店の入り口の美しさ」は大事です。ホールスタッフ、駐車場係、マイクロバスのドライバーは心のこもった笑顔を添えて、明るく元気に挨拶し、お客様を送迎してください。お送りの時は、お客様がバスを降りられたら心からの感謝の言葉を伝えます。
【5】みづほ野はご宴会やご予約のお客様が多い店です。お客様からのお電話はゆっくりと丁寧に話してください。顔が見えない分、声のトーンや言い方には特に注意して、笑顔を添えて対応します。
【6】開店15分前には、店長とお迎え係が店頭でお客様を迎える体制に入ります。そしてお店の開店と同時に来店されたお客様にはより丁寧にお迎えの対応をします。
【7】お客様がお席に着いた時、ご注文を頂く時に会話を心がけましょう。会話がお客様の心を解きほぐしてくれます。
【8】料理を提供する時には料理の説明はもちろんのこと、食べ方や旬のこと、食材の産地や生産者の説明もしっかりと行います。
【9】テーブルセッティングも商品です。前に使った人の形跡を残さないよう、毎回テーブルや備品をきれいに拭いて、補充すべきものは必ず補充します。そして、センス良く、美しくコーディネイトすることも必要です。
【10】トイレは楽園です!・・・トイレはお客様がホッと一息がつける場所なのです。だからこそリビングルームのようにいつも清潔、いつも綺麗に、そしていつも楽しい場所にしておきます。
【11】お客様にとって、ゆっくりと滞留できる店ほど好きなのです。お客様にゆっくりとして頂くために、中間サービスをします。お茶やお水の交換のほか、お客様がしてほしいこと(下げ膳、追加注文)をこちらから察して、先手でしてあげます。
【12】お店を生花でいっぱいにしましょう。生花を飾るとお店が明るくなり、スタッフの顔も明るくなります。明るいお店づくりも重要な仕事です。
【13】身だしなみはその人の心のバロメーター。いつもきちんとした身だしなみをして、名札と週間バッチを必ず着用します。
【14】小さなお子様、お年寄り、身体の不自由な人にはより丁寧な対応をして、 安心してみづほ野のお店に来てもらってください。
【15】お客様の顔と名前を覚えましょう。そのためには積極的にお客様と会話をし、また来店して頂けるようにお客様に接します。
【16】いつも「気配り」「目配り」「心配り」を意識してお客様に接客し、お料理の順序と提供時間やタイミングを忘れずに注意します。
【17】お客様が心地よく食事ができるように、温度管理・風量・BGMに注意し、こまめに空調コントロールを行います。
【18】料理を扱う仕事に携わる者は、たばこの臭い、口臭、体臭、香水の強い香りは厳禁。 身だしなみをとえ、特に愛の毛の処理(短く切る・東ねる)は、会社のルールどおりにします。【19】ラストオーダーの時間を過ぎたら、店長やお見送り係はお客様を外までお見送りをします。その時に大切なことはお帰りのお客様に名残惜しく余韻を残すようなお見送りをします。 そのあと、閉店後に全てお客様が帰られてから清掃を始めます。
【20】楽しくなければ仕事じゃない!・・・毎日イキイキワクワクする職場にします。

P8. キッチンスタッフの心得

【1】お客様は多くのお店の中からみづほ野を選んで来店されているのです。そのお客様に感謝の気持ちを持って、自分の一番大切な人に食べていただくのと同じ気持ちを持って、おいしい料理を一皿一皿最高の状態にして提供します。
【2】調理人のレベルに上限はありません。自分の技術を磨き続けるために、一生修行をし続けます。
【3】身だしなみは基本です。正しい身だしなみだけでなく、常に120%の清潔感を維持し、手洗いは完璧にします。
【4】お料理の提供時間には細心の注意を払います。お子様連れのお客様の場合、お子様のお料理を先にお出しするように手配します。
【5】お料理にはそれぞれ最もおいしく食べていただくための賞味時間があります。メイン料理だけでなく、ごはんは炊きたてを、味噌汁は作りたてを、お新香はいちばんおいしい状態で提供します。
【6】温度もお料理のうち。Hot is hot!Cold is cold!が基本です。もちろん、盛り付けもお料理のうちです。
【7】食器と盛り付けのセンスを磨きましょう。感性も調理人にとって必要な能力と技術の1つです。
【8】鮮度管理はキッチンのアキレス腱です。常に鮮度のいいものをお料理に使います。日付ラベルを付けて、賞味時間を守ります。
【9】お料理は五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)で食べるもの。おいしさを感じる色、配色が視覚に伝わっていますか?焼き目の色、揚げ物の色はおいしい状態でできあがった色になっていますか?
【10】どんなお料理でも味と旨みが大切です。一皿一皿、味と旨みを最高のものにします。
【11】お料理には「適量」がおいしいのです。多すぎず少なすぎず、「適量」を意識してお料理を提供します。
【12】物事にはつかみが大切です。お料理でいうと「前菜」がつかみです。みづほ野の前菜は、季節の旬やはりの素材を使ったものをお出しし、季節感をつかみにします。
【13】また、物事には余韻も大切です。お料理でいうと「デザート」や「ドリンク」が余韻です。 おいしいものをお出しして感動の余韻を残してもらいます。
【14】みづほ野にはフリー客・宴会客といった人数さまざまなお客様が来店されます。人数の大小に合わせて、お料理を出すタイミングを考えます。また、宴会やコース料理のお客様には、お出しする料理の流れ(時間)を事前に説明します。お品書きをお出しすることもあります。
【15】お料理をお出しする際、食材にまつわる情報(食材の知識や産地、生産者)をお伝えし、みづほ野のお料理が安心・安全・本物・手作りであることを自らお客様にお伝えします。
【16】お客様の要望はできる限り応えてあげ、メニューにない料理であっても、上司に相談し、極力提供できるように最善を尽くします。
【17】髪の毛や虫などの異物が混入しないよう細心の注意を払います。
【18】調理場の1日は最後の作業が大切です。決められた手順に従い片付け・清掃をし、最終チェックリストに基づき、しっかり点検を行います。
【19】「食品衛生管理マニュアル」をよく読み、理解し、実行します。特に夏季期間の注意事項は厳守します。
【20】常に主力商品の磨きあげを心掛け、競合他店が追従できない圧倒的差別化を図ります。準主力商品も同様です。


P9. クリンリネスの心得

【1】クリンリネスはみづほ野の心です。全員がこれを理解し、行動します。飲食店で働く私たちは、厨房を常に清潔に保ち、食品衛生に留意し、身だしなみや健康管理を一時たりとも忘れてはなりません。もし、1人ぐらいは「完全でなくとも」という気持ちがある人は、飲食業に従事する資格はありません。
【2】掃除とは磨きぬくこと。自分の顔が映るまで磨きます。
【3】毎日掃除する場所、1週間に1度掃除する場所、月に1度掃除する場所を決めておきます。
【4】掃除は分担して行い、自分がまかされたところは責任を持って、磨きこみます。責任者はよくチェックします。
【5】掃除の仕方は、掃く→洗剤をまく→ブラシをかける→水を流す→水を拭くという手順で行います。
【6】足元(上)15cmの範囲をきれいに磨きこみます。
【7】自分の勤務時間が終わる10分前から自分の持ち場を片付け、次に使う人が使いやすい状態にしてから帰ります。
【8】休憩室、食品庫、ゴミ庫といったバックスペースは、いつお客様に見られてもいいようにきれいにしておきます。
【9】掃除用具は決められた位置に片付けます。
【10】入社したら、最初に教えることは洗剤の使い方です。
【11】臭いを発生する排水溝、グリストラックは、決められたルールに合わせて熱湯消毒を行い、閉店後に掃除します。
【12】駐車場、植木、庭の掃除は毎日行い、ゴミ箱を空にし、敷地内にあるタバコの吸殻を取り除きます。
【13】清掃業者の方が仕事を終えられたら、いつも掃除をして頂いていることに感謝するため、清掃した場所を必ず見てあげます。
【14】照明器具、空調機、給排気溝、フード、ガラスは掃除する頻度や掃除の仕方を決めて、遂行します。
【15】レジまわりはお客様から最も見える場所です。お客様の位置からみて整理整頓されているか毎日チェックします。レジやレジまわりにベタベタものを貼るのはやめましょう。
【16】掃除用具やゴミ箱はいつも清潔にしておきます。掃除用具やゴミ箱もお店の備品です。お店の備品は全てディスプレイ物です。
【17】1日の最後の清掃を終えたら、店長(またはそれに替わる人)に点検をしてもらってから帰ります。
【18】動かせるものは動かしてから清掃します。
【19】手は「食中毒の媒介者」。まな板、布市、包丁は「食中毒の温床」です。決められたルールに則って清潔にして下さい。
【20】調理道具、機械、器具は決められたルールに則って、毎日きれいに洗って、清潔にしてください。

5Sの意味

【無理】必要なものと不要なものを分けること

【整頓】必要なものをきちんと並べ揃えること

【清潔】ピカピカにすること

【清掃】掃くこと

【躾】上記4つのことをできるようになること